趣味の「アニメ好き」で稼ぐということ
私はアニメや声優が好きです。
放送されているアニメは一通り見て、エンドロールに流れる声優はチェックしちゃうようなオタクです。
逆に言ってしまえば、浅く広くというやつですね。ひとつの作品に絞るというよりも、アニメ全体が大好き、といったような。
そんな私は、アニメ関係の仕事をしたいと考えました。「好き」を仕事にしたい、そう思う人は多いかと思いますが、私もまさにそれでした。
そして実際にアニメ関係の仕事をしました。具体的には下記です。
・アニメショップの店員
・メディアの企画
そこで感じた、理想と現実のギャップについて、ここでは書こうと思います。
アニメの店で働こうが、店員は店員
まずはじめに学生時代に働いた、アニメショップの店員の話から。これはもう言うまでもありませんね。レジしたり、在庫の整理をしたり、ごくごく地味な仕事ばかりでした。好きな作品に囲まれている幸せはありましたが、本当に好きな仕事をしている!という時間が全くわきませんでしたね。
働いてよかったことは、流行っているものが何かがわかることですね。ただ、オタク特有の気持ち悪いことを言うと、流行りが知りたいわけではない、本質的におもしろい作品が知りたいんだ!と思いましたね。拗らせていますね。
そんなこんなで、私の好きとの乖離を感じ1年程度でこの仕事を辞めてしまいました。
業界の有名人に会えたお仕事
社会人になった私は、めげずにアニメ関連の仕事をしました。アニメ系のジャンルのメディアの企画です。この仕事を選んだきっかけは単純で、企画次第では自分の好きなアニメの制作陣や声優に会えるからです。
つまりこうゆうことです。
好きな作品の記事を企画する→インタビューのためにその中の人に会う→実際に記事にする
オタクの理想に見えませんか?自分の好きな作品をアピールすることもでき、その中で好きな人にも会える。これぞ天職ではないか!と、思っていた時期が私にもありました。
実際、好きなことができている、やりがいを感じると思うこともありました。理想の通り、大好きな声優さんにも会えました。
ただ、まったく興味ない作品(ホ〇とか…)の企画、その企画のためにアニメを全部見なくてはいけないなど、苦痛に感じることも多々ありました。
あと、これは言うことをためらいますが…
まあブラック企業でした。いわゆる裁量労働制という名の残業なしです。余談ですが、アニメ業界にホワイトな企業はないのではないかという説すらありますね。
そんな仕事を続けていくうちに、好きな作品すら好きでなくなってしまいそう、アニメを見るのが苦痛になってきた、と危機を感じ、私は仕事を辞めることにしました。
大人は言います、本当に好きなことばっかりの仕事なんてないよ、と。大人の言うべきことは聞くべきだと心に沁みました。
自由に自分の趣味の時間をもてる仕事が理想
趣味の「アニメ好き」で稼ぐということは、には趣味を趣味じゃなくするくらいの覚悟がいる、と私は結論付けました。
趣味をずっと続けたいならば、ホワイトな企業で趣味の時間とお金を自由に使えるような仕事に就くのが一番だと。
そして新しいホワイトな仕事に無事に就けた私は、アニメを見ながらこんな黒歴史?をブログにする時間まで取れているわけです。
このブログは、無理せずに、本当に自分が「好き」と思えるものだけを発信してくブログにしようと思っています。
気まぐれに更新していこうと思うので、読んでいただけますと幸いです。